コブシのブログ

つれづれ駄文

バック恐怖症

オラーイ!オラーイ!オラーイ!


ドンっ!


あれ以来、私は車のバックが・・・いや、今回の話はそのバックの話ではない。


 昔のプロボクサー時代の話。


 前にも書いたように、私は勝つ為に試合1ヶ月前から禁欲生活に入る。


現役の最期らへんには女性と同棲していた。


 21、2の頃だったので、性欲も暴れん坊だった。


だから、我慢すんのが大変だった。


どうしても我慢できなくなると、やっぱりシテしまっていた。


ただ、一ついつもと違ったのは、私は絶対にイかない!という一点。


 挿入はするけど、女がイクのを見届けて、自分はイク寸前でやめる。


 今考えても、スゴいなって思う。


よく、そこを我慢できたなって。


その頃の私のセックス優先事項。


 「女をイカす事」


これが一番だった。


だから、自分がイク事は二の次。


 別にカッコつけてた訳じゃなく、本当にそうだった。


そして、試合が終わって、心置きなくイっていた。


ある試合後。


いつものように、心置きなくイコうとした時。


その時の体制はバック。


イク瞬間。


 男性にとって、一番至福の瞬間・・・のはずが。


 「ズキンっ!ズキンっ!」


 激痛が・・・。


コンドームの中を見て驚いた!!


白いはずの中身が、真っ赤な色をしていた。


たまたまかと思い、次の日もしてみた。


 「ズキンっ!ズキンっ!」


またしても激痛。


 明らかに私の息子に異常があると確信した私は、泌尿器科に行った。


 医者に、事の経緯を話した。


 「コブシさん、そんな事してるから尿道が傷付いて出血したんです。」


 私はそれ以来、バックで最後のフィニッシュが出来なくなった・・・というお話。(笑)