わが生涯に一片の悔い無し by ラオウ <2>
「おーい!皮被ってるんやったら、剥いてから、た~ぷり塗れよ!あ、それと、尿道にも塗り込むんやぞっ!」
16歳の私は、まだ、仮性包茎だった。
トイレに入って、ズボンを脱いで、皮を剥いた。
その薬をたっぷり指にとり、まだ敏感だった亀頭に塗った。
そこまでは、「うっ・・・うっ・・・。」とかで済んでいた。
しかし、Dさんに「尿道にも・・・」と言われて、尿道に塗り込んだ瞬間。
「ぬおぉぉぉぉぉーーーっ!」
北斗の拳のラオウが、天に昇天するような声を私は発していた。
股間を押さえながら、トイレから出ると、Dさんはじめ、皆が笑い転げていた。
そう、Dさんは股間に極太マジックを仕込んで、いかにも勃起しているように騙したのた゛。
そして、まんまと私にタイガーバームを強精薬と偽って、股間に塗らす事に成功したのだ。
1日が終わり、風呂に皆で入っている時。
すっかり午前の出来事を忘れていた私は、股間にお湯をかけた。
「ぬぅぅおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーっ!」
私の一際大きな咆哮が、施設中に響き渡った。
本日、最後となるラオウが天に召された。
その時の腫れが、いまだにひかない私のイチモツ・・・ウソ。
いたって標準サイズです。(笑)
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